つみたて投資信託で「オルカン」が人気を集めている理由は、主に以下の点が挙げられます。
「オルカン」は、「オール・カントリー」の略称で、全世界の株式市場の値動きに連動するように作られた投資信託です。
1つの商品で、全世界の株式に分散投資できるつまり、日本を含む先進国や新興国の株式に幅広く投資できるため、リスクを分散しながら世界経済の成長を取り込むことができます。
この記事を書いている私は、株式、FX、225先物、オプション取引等、20年以上の投資経験者。現在も現役の投資家として活動中
そんな私のポートフォリオにもこのオルカンは組み込まれています。
注意点
- オルカンは、あくまで投資信託であり、元本が保証されるものではありません。
- 世界経済の状況によっては、基準価額が下落する可能性もあります。
- 投資を始める前に、ご自身の投資目標やリスク許容度をしっかりと確認し、無理のない範囲で投資を行うようにしましょう。
低コストで投資できる
- オルカンは、インデックスファンドと呼ばれる、特定の指数に連動するように運用される投資信託です。
- インデックスファンドは、アクティブファンド(市場平均を上回る運用成果を目指す投資信託)に比べて、運用コスト(信託報酬)が低い傾向があります。
- 長期のつみたて投資では、運用コストの差が最終的な運用成果に大きく影響するため、低コストで投資できるオルカンは有利と言えます。
投資初心者にもおすすめ
- オルカンは、投資対象や投資地域を自分で選ぶ必要がないため、投資初心者でも始めやすいというメリットがあります。
- また、長期的な視点で積立投資を行うことで、リスクを抑えながら安定的なリターンを目指すことができます。
つみたてNISAとの相性が良い
- つみたてNISAは、少額から長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
- オルカンは、つみたてNISAの投資対象として適した、長期・積立・分散投資に適した投資信託です。
- つみたてNISAの非課税メリットを最大限に活かしながら、オルカンで効率的に資産形成を目指すことができます。
S&P500の方がいいのでは
こう考えることも間違いではありません。一概にどちらが良いと言う答えは難しいのですが、「S&P500」はアメリカ一国を一本釣りです。「オルカン」は全世界50か国が対象です。
世界経済のリーダーはやはりアメリカなので、親のメリカが転ぶと、子も転ぶ可能性は高いです。
が、資本主義経済の世界に生きている以上、経済の活動が何らかの理由でストップしない限り成長を続けているのが現実です。
リスクを分散を取って、両方を購入するといった方法もあります。
まとめ
「オルカン」を購入すると言うことは、少額であれ無意識のうちに全世界の株式に投資をしているという結果につながります。さらに、投資において重要なリスク分散も出来た優れた商品なのです。
まさに、初心者の方にうってつけが「オルカン」なのです。