これを知るか否かで一目均衡表見方が変わる

トレード手法

一目均衡表を使ったトレード手法
理解重要度★★☆☆☆

この一目均衡表テクニカルは日本で生まれたテクニカル指標です。チャートへセットすると、意外にゴチャゴチャして見づらい感じがします。
まず、一目均衡表には先行スパン①②、と遅行スパンと言う線と基準線、転換線なる線の5種類の線から成り立っています。
先行スパン①②は雲と呼ばれ、上昇トレンド中の雲の配列と、下降トレンド中の雲の配列にはそれぞれ違いがあります。

基準線、転換線は移動平均線のようなものですが、計算式は全く違います。また遅行スパンはその名の通り、直近の価格が、過去26日溯ったところに表示されています。

上昇トレンド中の特徴
上昇トレンド中の一目均衡表の特徴は、雲よりも上に価格があり、転換線以上の基準線さらに、遅行スパンは価格より上にある形を形成しています。
雲の、上限、下限では、価格が押し戻されやすい位置です。
上昇トレンドの終期には価格は雲に突入し、遅行スパンも、価格より下へ入っていきます。基準線と転換線も逆転し、やがて上昇トレンドは終了します。

 

 

 

 

 

下降トレンド中の特徴
下降トレンド中は雲のに価格が隠れた形を形成し、遅行スパンは価格より下に位置し、基準線>転換線の配列です。
上昇トレンド中と同様に、雲の下限と上限では価格が押し戻され易い位置になります。
その他の特徴としては
雲と価格の距離を視覚的にとらえることで、あと何本足が形成されれば転換する・・・・と言った時間的な分析が可能になります。
一目均衡表を使ったトレード手法
先行スパン①②の雲のねじれでを利用してトレンドの転換が近いことを察知し、遅行スパンが価格を超えたポイントで買い。
遅行スパンが価格を割れたところで売り。
さらに、下降トレンド中の雲へ突入し、雲の上限抜けで買い等一目均衡表を使ったトレード手法は多数あります。
私が利用するのは雲と、遅行スパンがほとんどで、基準線、転換線を用いてトレードはしません。
基準線、転換線を用いるより移動平均線を用いたトレード手法を好んでいます。
また、遅行スパンと価格が接近するポイントにも注目します。
上昇トレンド、下降トレンドの終期には、遅行スパンと価格が交差しトレードのポイントとして認識しています。

まとめ
一目均衡表を使ったトレードではそのポイントが多数存在し、また雲や、遅行スパンに着目することで、売買のエントリーポイントを見つけることが出来ます。さらに、この雲、遅行スパンを時間的ポイントとして、上昇トレンドの終了や、下降トレンドの終了と言ったカウントも一目均衡表を用いて行うことが出来るのです。

タイトルとURLをコピーしました