鉄板ネタ、MACDを用いたトレード手法

トレード手法

MACD(マックディー)

理解重要度★★★★★

MACDは2本の移動平均線で相場の周期とタイミングを計るテクニカル指標のひとつです。
2本の線はシグナルラインとMACDラインと呼ばれ
上昇トレンドにあるときはMACDライン>シグナルラインの配列に、逆に下降トレンドにあるときは、MACDライン<シグナルラインの配列になります。

※MACDラインは赤(バー表示)

シグナルラインは青

トレードのタイミングはこの2本の線が交差するポイント
つまりゴールデンクロス、デットクロスを用いるのが主流です。

MACDを使ったトレード手法

上昇トレンドの特徴基本(安く買って髙く売る)

・MACDライン、シグナルラインともに0ライン「ゼロライン」よりも下に位置し、MACDライン以上のシグナルラインの配列です。
・価格が安値を更新せず横這いからやや上昇を始めると、この2線の関係がMACDライン>シグナルラインへと変化します。
・この時、2線は「ゼロライン」以下かもしくは限りなく「ゼロライン」に近いほうがより好ましい買い場となります。
・その後MACDライン>シグナルラインを継続し、上昇トレンドを形成して行くのです。
・ある程度上昇すると、「押し目」を形成しますが、その時に、2線のかい離幅が狭くなることがあります。
・上昇トレンドの最終局面では、MACDラインの上昇幅が縮小し、やがてシグナルラインより小さくなっていきます。
・この交差したポイントがデットクロス(売り場)となります。

下降トレンドの特徴基本(髙く売って安く買い戻す)

・売りから仕掛ける場合のMACDの特徴は、先の上昇トレンドの逆とはいきません。
・上昇トレンドを形成した後、天井を付け下降トレンドに向かうパターンもあれば、2番天井を付けて下降トレンドに向かうパターンもあります。
・上昇トレンド後の売りを場合には逆行現象(ダイバージェンス)が出現するとより積極的に売りかけることが出来ます。
※ダイバージェンスについては後ほど説明します。
・上昇トレンドとは違い、下降トレンドの場合はゼロラインに近い所でのデットクロスで売るのがより効果的です。

MACDダイバージェンス(逆行現象)

上昇トレンド初期のダイバージェンス
ダイバージェンスとは下の描画のようにMACDライン、シグナルラインともに、ゼロライン以下に位置し、価格も下げ安値を更新している状況下において、MACDライン、シグナルラインが共に切りあがった形を形成している状態をいいます。

ダイバージェンスは、トレンドの終期に現れやすい現象で、トレンドの転換点を捉えるためには容易な現象です。
私も、ダイバージェンスは大好きで、下げ止まった後のダイバージェンスは鉄板の手法と認識しています。

MACDを使ったトレード手法まとめ

MACDには2本の線があり、(MACDラインがバーの場合もある)
MACDライン、シグナルラインが交差したポイント。ゴールデンクロス、(買)デットクロス(売り)で仕掛ける。
さらに、ダイバージェンスを認識することで、トレンドの転換するポイントを押さえることが出来る。
上昇トレンド初期のダイバージェンスは絶好の買い場で鉄板ポイントと認識しておきましょう。

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