薪ストーブ
薪ストーブ本体はtbi_605A、煙突:200φ2重煙突(約3.5m)一部0.5mはシングル煙突です。筆者の設置環境は、LDK16畳程で、DK部分は天井梁の見える天井髙いDKです、ネットでちらほら書かれている薪の追加時に煙が逆流するといった現象については、使い方次第だと感じております。基本的な焚きかたは割愛しますが、薪の追加時には、ダンパーや空気調整ダイヤルは開けて置くことは必須です。温度との関係もありますが、これはどの薪ストーブについても同じことで、ダンパーや、空気調整ダイヤルを閉めたまま炉を開けると、煙は室内へ流れます。薪ストーブ本体の温度が200度程度で、ドラフトにより、煙突側に煙が引かれるのですが、温度が低い状態で、炉を開け薪の追加投入の際には、ダンパー開け、空気調整ダイヤルを開ける炉を開けるこのような手順が必要です。さらに、熾が少ない状態で薪の追加を行う場合には本体の温度が100度以下の場合、細めの燃えやすい薪から投入することをおすすめします。本体の温度が低い中で、太い薪の投入は、炉内の温度を下げると同時に、ドラフト効果が弱い状態ですので、ガラス面に煤が付着しやすくなります。このようなことに気を付けながら運転しています。
炉台
炉台は、設置スペースが厳しい中、幅約850~1220mm、奥行約1200mm程の小スペースの炉台、フローリングの上にケイカル板6mmを敷き、仕上げ材は大理石調(厚み120mm、300mm×600mm)リフォーム時にキッチン横の勝手口スペースを一部狭めて造作したため変則的な炉台と仕上がりました。炉内からこぼれ落ちる灰は、土間に掃き落とすことが出来るので重宝していますちなみに炉台の石は置いただけの簡単な施工方法です。ケイカル板が見えないように木材で廻縁を施して設置完了。薪ストーブの設置前に石油ストーブを置いてみました。
炉壁
続いて炉壁部分は、炉台から1200mm上がりの部分に空気層を持たせる構造として、下地を設置の後、ケイカル板6mmのビス止め、仕上材に石張(300×600)タイル用の接着剤利用して施工しました。小口の木下地の見える部分は梁を塗装した塗料で塗って施工完了です。
煙突
最大の難関煙突貫通。さすがにこの作業は素人には難しく、知人の板金屋さんと、共同作業を行いました。事前に室内の天井板を外して位置出しを行い、瓦を剥がし、屋根を切断。ステンレス板で自作した屋根フラッシングをかぶせて雨仕舞。屋根から約1500mm程突き出した煙突。室内の天井板を、カットして施工完了。
運転
運転してみました。炎の勢いなどは動画をご覧ください。あと、全面扉のガラスを磨く際にファイバーロープが一部外れていたので、耐熱セメントで接着しなければと思い先延ばししていましたが、先日netでご飯粒で接着したとの記事を発見し早速試したところ、意外にOKな感じでした。全部をご飯粒はNGと思いますが、部分的に外れたファイバーロープの接着補修にはご飯粒で・・・お勧めです。