アオダイショウについて

アオダイショウ ペットのアオダイショウ

特徴(アオダイショウ)

日本国内に生息するヘビの中でも最大種であり、1.5m~2mほどにまで成長します。体色は個体さはあるが一般的にグリーン系色で、白ベビと言われるアルビノ個体は高値で取引されている。基本的に気性はおとなしく、臆病者でもあるが、個体によっては荒い個体もいるそうです。3~4月頃冬眠から覚めて5月頃繁殖期を向かえ、成長は脱皮を繰返し大きくなります。年間多いときには4~5回の脱皮を行いますが脱皮の回数は食事の量と関連している様です。10月後半から11月には冬眠をします。木登りを得意とし高さのあるケージであれば床面よりも木の上を好む場合もあります。

まずは給餌の様子をご覧ください。

衝撃的と思われるかもしれませんが、手、足のない彼らの食事方法なのです。

ペットとして

最近ではヘビカフェ等ペットとしてヘビの存在が密かに人気になっていますが実際に暮らして見るとどうなんだろうと言った疑問に…

まず始めに、他のペットとの違いについては、名前を呼んでも表情ひとつ変えません。たまに見せるあくびはかわいいです。鳴いたり吠えたりする事はありません。毛が飛散する事はないです。毎日の散歩やコミュニケーションも必要ありません。給餌の際に噛まれる事があります。

次に難易度については比較的簡単に育てる事が可能です。食事についても、10~14日日1回の程度の(通常時)ケージの清掃は状況に応じて1~2ヵ月に1回程度。水かえは1週間に1回程度と気温20~30℃での飼育は比較的簡単。20℃を下回る冬場は、冬眠させるのであれば、温度、湿度の管理を、越冬させるのであればヒーターで保温をして育てる事が出来ます。

越冬についての記事はこちらを

 拒食につい

蛇と暮らすに当たって必ずぶつかる壁が拒食です。筆者も飼育当初1ヵ月程食べてくれない時期が来ました。飼育環境に問題があったのです。飼育当初はよく観察し、またよく見える様にと飼育環境を見ては直し、水かえや、床材の新聞紙を頻繁に交換する等観賞し過ぎたのでしょう。また、観察するためにシェルター以外の隠れ場所はない環境を作っていました。この事が原因と思われヘビは拒食となってしまった様です。

拒食になった場合はQ&Aをご覧ください

環境を改善したポイント

ヘビの側に立って考えて見ました。常に観察され隠れ場所はシェルターのみ、自然界では草や木、岩等のシェードが多く身を隠し守る為、オープンなエリアは避けて生活しているのでしょう。そう思って、観察しやすいは、人間にとってのメリットであってヘビ側からはデメリット及びリスクであることに気づかされました。観察しやすさの逆をとって観察しにくい(見えにくく)環境を作って見ました。その環境とは単に新聞紙のシュレッダー屑をケージ床面に対しての4分の1程敷いて見たのです。その様な環境に変更した後拒食する事はなくなったのです。

 

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ハンドリング

蛇と暮らす、暮らすきっかけはこのハンドリングの感触が好きで忘れられない等とへビとのコミュニケーション手段として、ハンドリングは重要です。重さや強さもこのハンドリングで確認しています。ただ、人間側がコミュニケーションを求めても、ヘビ側がNOサインを出す場合があります。筆者なりの判断は、まずケージ内を活発に動いているか?舌を出して餌を探す行動をしているか?このような点をチェックしてハンドリング可能なタイミングと判断しています。

 

給餌のタイミング

ヘビは毎日餌を与える必要はありません筆者は2歳になる♂のアオダイショウと暮らしていますが、おおよそ2週間に1度程度の給餌です他のサイトには排泄を確認後に給餌等と書かれていますが、給餌のタイミングはヘビの行動を観察しそのタイミングを計っています。飼育環境により行動パターンは異なりますが、筆者の場合給餌後数日はじっと動かず消化行動に入ります。その後通常の行動パターンに戻り、食欲が出てくると、舌を頻繁に出して臭いを探し始めます、その後ケージ内の壁面を押す行動を始めます。脱出する隙間を探したりとケージから出たい行動を始めるのですが、この行動を始めたのを確認し数日後に給餌を行います。何故なら給餌のタイミングが早すぎると、運動量が少なすぎて、肥満になってしまい、また、食べ過ぎると吐き戻す行動をするからです。自然界とは異なる環境で育っているので、食事に困る事がない分、適度な運動で、肥満体型に育たないよう注意しているからなのです。

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    飼育環境についての詳細を教えて頂けないでしょうか?ケージのサイズ等は他のページで確認したのですが、ケージを置いている位置や日当たり風通し温度、湿度の管理等。

  2. Cross5 より:

    コメントありがとうございます。
    飼育環境についての詳細をとの事ですね。
    まずケージの設置場所は直射日光を避けてます風通しは良い場所にしたいのですが、筆者はスペース的に不可能なので、風通しに関しては良くありません。温度、湿度に関しては、ケージ内の温度30℃を超えると嫌なので、(日中超える時期もある)水入れに氷を浮かべケージ内の温度を一時的に下げる事もあります。(夏場は特に)湿度については、ほぼほぼ確認程度です。理由は水入れに浸かった後湿度計に登った場合等湿度は以外と蛇の動きに左右されるので。……以上ですが不明な点ございましたら解る範囲でお伝え致します。今後とも宜しくお願い致します。

  3. より:

    はじめまして。できましたらご教授ください。生後1年です。

    以前、排泄が普段より遅いなーと思っていたら、目が白くなり、脱尾して抜けがらと一緒に排泄のあとがありました。
    脱尾が近いと排泄が止まるのでしょうか。給餌から9日でした。

    今回は、同じように糞が遅いなーと思っていたら目が白くなり、脱尾が終わりましたがまだ排泄しません。給餌から1週間たちました。
    脱尾の影響で遅くなっているのでしょうか。

    いつもは遅くても給餌して2日後には排泄をするので・・・

  4. Cross5 より:

    青さまコメントありがとうございます。
    ご質問の件ですが、うちのアオダイショウも、青さま同様脱皮に入ると排泄も食事も止まります。
    飲まず食わずで脱皮の準備をしている様です。
    タイミングによっては、脱皮と排泄が同時にすることもありますが。だた青さま同様毎回の脱皮と
    同時に排泄とはならない様です。
    私は、給餌と排泄には、食べる餌の種類や、温度が関係すると考えます。
    ヘビは自分で温度の調節が出来ないので、夏場は消化が早く、給餌後2、3日の排泄(マウス)
    鶏肉だともう少し早いと観察しています。
    さらに私の場合、給餌のタイミングは、特に排泄には関係なくヘビの行動変化を観察して
    舌を出して餌を探す行動を給餌のタイミングとして給餌しています。
    少々凶暴な食いつきっぷりなのが問題ですが・・・

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