このページではMT4用、オリジナルインディケーターを紹介します。
今回紹介するインディケーターは、シンプルに水平線を用いた、高値、安値を用いて、サポートライン、レジスタンスラインを自動で描画するインディケーター（SimpLe SpRg）を作成しました。
インディケータのインストール方法
パラメータ説明
SimpLe SpRg使い方
SimpLe SpRgインディケーターの特徴
SimpLe SpRgインディケーターは期間を指定するだけで、その設定した期間内の高値と安値、中間値に全自動で水平線を描画するインディケーターです。さらに、現在値に対して指定したpips上下の水平線も描画させる仕組みで、画面左下のSTOP、MOVEボタンで、描画を更新させたり、描画を止めたりが可能になっています。
上記チャートの様に、「SimpLe SpRgインディケーター」を用いることで、現在の価格は安値圏なのか？、高値圏なのか？を確認しながらエントリーポイントの目安を絞ることが出来る特徴があります。
インジケーターのインストール方法
SimpLe SpRgインディケーターをダウンロード後のインストール方法からパラメータ設定画面表示方法は下記の動画のを参考にしてください。
まず、インディケータをダウンロードした後、自分のわかる場所に保存してください。mt4を起動します。
mt4が起動した後、画面上部のメニュバーから「ファイル」から、「データフォルダーを開く」を選択することで、現在起動中のmt4に対応したデータフォルダーが開きます。
開いた「データフォルダー」から「MQL4」を開きその中の「Indicators」（インディケータフォルダー）を開きこの中にダウンロードしたインディケーターファイルを格納します。
その後起動中のmt4を一旦閉じて、再起動をした後ダウンロードしたインディケータをチャートに適用させていきます。
その方法は、再起動したmt4から、「ナビゲータ」（星とフィルダーのアイコン）を押すと、利用可能なインディケータのリストが表示されます。そのリストの中から、
インストールしたインディケータファイル名を探して、チャートに「ドラッグ＆ドロップ」することでチャートに適用することが出来ます。
適用後のチャート上で右クリック「表示中のインディケーター」から目的のインディケーターを選択して「編集」を押すことでパラメータ設定ウィンドウが表示されます。
パラメータ説明
続けてパラメータの説明です。
上から 「prid」値「40」この値で期間を設定できます初期値は「40」です。
「直近のろうそく足から40本前のろうそく足までを対象とする」と言った意味合いです。
この期間内の高値、中間値、安値の部分に自動的に水平線が描画されます。
高値の部分を「レジスタンスライン」として安値の部分を「サポートライン」として分析することが出来ます。
次に「pipsR」値「50.0」この値は現在値に対して50pips上に水平線が描画されます。
50pips上のレジスタンスラインとして視覚化しています。値は任意に変更可のです。
「pipsS」は「pipsR」の逆で現在値に対して値「50」pips下に水平線を描画させています。
50pips下のサポートラインとして視覚化しています。ここも値は任意に変更可能です。
「RColor」は「pipsR」に対応する配色で、「SColor」は「pipsS」に対応します。
「HL」は高値の水平線配色、「ML」は中間値の水平線配色「LL」は安値の水平線配色となっています
「SL」については、「prid」期間に対応した垂直線色です。
SimpLe SpRg使い方
使い方は非常に簡単単純です。レンジ相場の逆張りの目安や、トレンド相場の押し目買い、またボラティリティの強弱の分析も可能です。
上記チャート（ドル円5分足）の場合では、レンジ相場でかつボラが低いと分析します。
根拠としては、チャートの方向性が横ばいしているからです。
またボラティリティが低いことが分析できます。
根拠は、サポレジラインとpipsラインの幅（大きさが）がほぼ同じ、つまり値動きがあっても上下10pips程度と判断できます。
このことから現在のドル円5分足でのエントリーは見送りと判断できます。
上の下降トレンドのチャートの場合、ボラは十分にありますが、現在値は安値圏で、なおかつ前回の安値付近とここからの売りエントリーはリスクリワードバランスが悪いと判断できます。
ボラティリティの見方ですが上のチャートの様に、サポレジラインが、pipsライン上下内に収まっている状態の時はボラティリティが小さいと判断できます。
このSimpLe SpRgは移動平均線等他のインディケーターと組み合わせることにより、勝率アップにつながるインディケーターとなっています。
