ヘビと暮らすための7つの準備

ペットのアオダイショウ

爬虫類系のペット(snake へび)と暮すにあたって最低限の必要品をまとめてみました。

ケージ

へびと暮らすにあたっては、最低限専用のケージは必要です。理由は手足が無いにも関わらず小さな隙間を見つけてそこから脱走します。Python(パイソン)系の比較的体の大きな種類であれば別ですが、コーンスネーク系のへびは、まるで忍者のごとく数センチの隙間から確実に脱走します。また、ケージを選ぶときはあらかじめ大きめのケージをおすすめします。生後は60㎝足らずですが、2年もするとあっという間にm(メーター)超えます。食事の頻度にもよりますが、自然界とは違って人間と暮らすということは余程のことがない限り餓死はないと思います。自身も当初30×30×30のケージを購入しましたが、数か月後には熱帯魚用の水槽をリノベーションしたケージへチェンジしました。30×30×60

水入れ

へびは水が必要。特別な水である必要はありませんが、体全体が浸かる位の水入れが必要です。飲み水として、夏季の水浴び用として分ける必要もありません。筆者は100均で買ったタッパの上部を丸くくりぬいて使ってます。最低限週一回程度入れ替えればOKでしょう。生体の大きさが大きく成ってくると、この水入れを押してひっくり返してしまう事もあるので生体のサイズに応じて見直しが必要です。

床材

床材については木屑や新聞紙、その他ありますが新聞紙がコスト面でもメンテナンスの面でもベストだと考えます。筆者も2年を過ぎますが新聞紙を使っています。排泄物の水分を吸収しやすく時には潜り込んでいたり新聞紙であれば好き勝手にされても問題ありません。

温度計

ケージ内の温度をみる為にあると便利です。夏場はケージ内の温度が30℃を超える様な日もあり、自分で体温調節を出来ないへびにとっては水入れに浸かり体温調節をする愛らしい姿を見ることも出来ます。夏場の温度管理も大事ですが、実は冬の温度管理の方が重要だと考えます。自然界のへびは通常冬場は冬眠をしますが人間と暮らすへびは冬眠もしくは越冬で暮らします。筆者は冬眠はさせたことがないので越冬を前提で書き込みをしています。

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冬場のヒーター類

へびと暮らすに当たって色々と調べても情報が非常に少なく特に冬場の生活については情報にたどり着くのが困難な程です。筆者も2年前この冬場の生活環境が不安で数日間情報を探し回った記憶があります。その様な情報が少ない中筆者の環境は、ケージ幅30×奥行30×高さ60と高さのあるケージです。冬場の環境は、ケージの下部にパネルヒターと上部にみどり商会の「ダントツ」をセットし上下から保温しています。いずれもケージ幅、奥行よりもやや小さめのサイズで、床面天井面3分の2程度を温め3分の1は温めない様な感じの環境です。理由は水入れを温めないようにと思っていることと、ひんやりのスペースをわざと作っている事です。もちろんヒーターにはサーモ付のスイッチ(熱帯魚用)を利用して、25~28℃を保つ様な設定です。

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下部用ヒーター

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上部ヒーター

シェルター

シェルターはヘビが身を隠すためのに必要なアイテムです。通常トグロ巻いた大きさ程度のシェルターを準備しますが、ティッシュペーパーの空き箱や、スナック菓子のから箱でもOK筆者は幼蛇(ようだ)の時期はティッシュペーパーの空き箱を利用していました。へビは脱皮の準備の際、1週間から10日ほどシェルターに籠りその準備を行います。シェルターもケージと同様、個体はの成長にあわせてサイズアップが必要になります。現在筆者の環境は、シェルターは使わず、新聞紙のシュレッダー屑でシェルター及び床材の補助として活用しています。

食事

ここが一番の悩みどころなのです。一般的にヘビはマウス、カエル、小鳥等の冷凍を解凍湯煎して与えます、ポピュラーは冷凍マウス。ネット通販サイト等で簡単に入手可能です。悩みどころとしては、冷凍マウスの見た目、その保管場所と方法なのです。筆者はこの冷凍マウスの見た目がダメだったため、当初スーパーで入手した鶏肉を与えていました。何も問題なく食べるのですが、ある時爬虫類専門のSHOPで話をしたとき、 栄養素が不足分する危険があると注意されました。特にまだ幼蛇であったのでなおさらです、その話以降冷凍マウスを与えることにしました。マウスを与えると言うことはそのマウスを冷凍保存しなければなりません。単に冷凍庫に入れれば終る話ですが、家族に理解、受け入れられなければならない悩みどころが生じます。

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